避難者・帰宅困難者
設定条件:1.5(火) 最高気温2℃最低気温−2℃ (1961年1月1日最低気温−3.9℃参照)
避難者数は、東京湾北部地震冬の18:00 風速8m/sにおいて最大となり約339万人と想定される。
季節時間 | 避難人口 | 避難生活者 | 疎開者人口 | 都内滞留者数 | 帰宅困難者数 | 10〜20km | 20km以上 | ||
東京湾北部地震 | 東京都区部 | 冬18:00 | 3.385.489 | 2.200.568 | 1.184.921 | 13.874.939 | 4.714.314 | 1.154.083 | 3,560.231 |
ターミナル駅別滞留者数
駅を起点に4km2 圏内に存在する人数。「屋外滞留者」が駅に集積すると考えられる。
屋内滞留者=駅周辺で学校、職場の目的で滞留している人の総数。
屋外滞留者=駅周辺で私用、不明の目的で滞留している人の人数。
駅名 | 屋内滞留者 | 屋外滞留者 | 屋内外滞留者合計 | 待機人口 | 滞留場所不明人口 | 途中帰宅困難者 | 計 |
東京駅 | 442.294 | 34.308 | 476.602. | 2.602 | 72.423 | data不明 | 551.6237 |
新宿駅 | 315.318 | 50.257 | 365.575 | 16.303 | 26.283 | data不明 | 408.161 |
上野駅 | 894.910 | 22.217 | 107.127 | 17.6547 | 10.529 | data不明 | 135.303 |
品川駅 | 148.411 | 6.226 | 154.637 | 16.655 | 6.904 | data不明 | 178.196 |
蒲田駅 | 47.677 | 8.472 | 56.149 | 24.717 | 15.898 | data不明 | 96.7654 |
渋谷駅 | 159.930 | 20.964 | 180.894 | 12.371 | 15.093 | data不明 | 208.358 |
池袋駅 | 80.944 | 21.554 | 102.498 | 17.508 | 27.728 | data不明 | 147.734 |
北千住駅 | 23.376 | 7.077 | 30.453 | 23.709 | 2.927 | data不明 | 57.089 |
八王子駅 | 30.067 | 9.787 | 39.854 | 15.404 | 2.882 | data不明 | 58.140 |
町田駅 | 25.928 | 12.268 | 38.196 | 18.593 | 2.011 | data不明 | 58.800 |
立川駅 | 47.507 | 17.239 | 64.746 | 13.920 | 3.089 | data不明 | 81.755 |
総計 | 1.4066.362 | 210.369 | 1.616.731 | 179.429 | 185.767 | data不明 | 1.981.927 |
首都直下地震救済支援金
屋外滞留者については、11箇所の駅ターミナルだけで約21万人。
過去、東日本大震災の発生当日に、都内で約10万人の帰宅困難者が出た問題で、
JR東日本側が、 シャッターを閉め、お客様を閉め出した経緯がある。
1961年1月1日年初には、最低気温−3.9℃となった期もある。
この経緯を踏まえ、東京都・JR東日本側も救援物資が必要である事は、想定範囲内であるが、
救援物資(毛布・カイロ・食料)一人当たり5,000円×屋外滞留者210,000人=1,050,000,000円
およそ10億円の財源が必要となる。
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課題
1.4(月)は、初等中等児童(幼稚園・小学校等)冬季休業日。
親の仕事始めとなる事から、地震発生直後(15.48分)は、自宅待機の児童が多い。
避難者・帰宅困難者は、15.48分地震発生から2時間後(業務終了後)
屋内滞留者は、職場に留まるものの、連絡がとれない自宅待機の児童を心配する親の心理から、
18:00分、屋外滞留者の徒歩帰宅者も想定される。
孤立した自宅被災児童をどうする事もできない...
そして、徒歩で帰宅しようとした親が、予想を遙かに超えた帰宅者の混乱に巻き込まれ、
二次災害により、途中帰宅困難者となる。
課題 屋外滞留となる者(21万人)の命を救う対策 @移動経路確認 ・各企業における平時状態帰宅経路図作成(勤務先〜駅ターミナルまでの帰宅経路確認) ・自社企業に戻れない場合の屋内避難場所の確保(企業間の連携...屋内避難の可能率) A屋内避難場所の確保 ・勤務先企業に戻り安全確保(自社企業に戻れる場合) ・他企業の受け入れ体制(自社企業に戻れない場合) ・ターミナル駅の体制構築(滞留者者が混乱して、移動できない状態を回避。速やかに整列させ、移動できる体制経路づくり。) B孤立した自宅被災児童 ・対策要検討 (SCG GROUP社) |
孤立した自宅被災児童をどうする事もできない盲点が、 data上と全く予想していない状態に陥るケースも想定しなければならない。 (SCG GROUP社) |